需要とは
ビジネスにおいての需要とは、「消費者が欲する事(もの)」と定義されます。
消費者が欲する事を提供(供給)する事でお金の動きが生まれます。
何かを売りたいと考えた時に、消費者は何を求めているのか?を良く考えなければなりません。
しかし、それは同業他社も同じように動いていますよね。
その需要(ニーズ)にいち早く応える事、より質のいいものを安価で提供出来ないかを考えます。
そこで他社との差別化を図る事が、ビジネスにおいては重要な事です。
しかし、本田宗一郎は一歩進んだ考えをしていました。
それは、
「需要がそこにあるのではない。こちらが需要を作り出すのだ。」
それが出来れば苦労しないよ。という声が聞こえてきますが、
需要が生まれてからその需要に合わせて動いていては、大手の会社には負けてしまいます。
こちらから需要を作り出す視点で考えなければならないのです。
「これからはこういったものが消費者が欲しがるだろう」
「こういったものは便利なはずだ」
こういった視点で考えると、こちらから需要を作り出す事が出来ると思います。
また、何事でも「先に始める」事が大きな利益につながってきます。
「こんな便利なものがあるんだ」と需要を作っていくことがビジネスにおいては重要になってきます。
それが出来たので、HONDAは今の地位を築いたのでしょう。
先人達の考えは本当に見習うべきことがたくさんあります。
日常生活でも活かせる事も多いにあるので、こういった言葉に触れていくことも大事なのだと思います。