副業シリーズ2
前回のブログで日本の経済について簡単に説明しました。
終身雇用の終焉は今すぐに起きるわけではないでしょう。
しかし、これから先もずっと安泰というわけでもないと思います。
「パラダイムシフト」という言葉をご存じでしょうか?
パラダイムシフトとは簡単に説明すると「その当時に当たり前とされてきたことが変化する事」です。
例えば、インターネットが普及する前は、こういったブログを読むことも書くこともなかったですし、何かを調べるにも知っている人に聞くか本を読むしかありませんでした。
その当時から比べると今は個人で様々な情報を得る事が出来、困ったことは誰に聞かなくてもネットで検索すれば事足りる世の中になりました。
インターネットが普及する前からすれば、その当時からはパラダイムシフトが起こったということです。
これはネット社会だけではなく、様々な分野で起こっています。
これまでも電気の発明、自動車の発明、飛行機の発明など、様々なパラダイムシフトを人類は経験しているのです。
働き方についても同様の事が言えると思います。
今では当たり前になったリモートワークも一昔前では考えられませんでした。
そう考えると、これからの「働き方」も様々な選択肢が増えて当然だと思います。
会社勤めを否定するわけではありません。
しかし、会社だけに依存する働き方・生き方は変わっていってもいいのではないかと思います。
例えば能力のある人がいても、他の人とさほど変わらない評価しか受けていない事や、上司の機嫌を損ねてしまい出世が出来なくなってしまった話は、聞いたことがある人、経験したことがある人もいると思います。
会社の給与は「あなたにはそこまでしか払いません」と言っているようなものなのです。
つまり、それ以上に頑張ったとしても上司や会社の評価であなたの収入が決まってしまうという事です。
頑張っている人にとっては非常に勿体ない制度ですよね。「やってもやらなくても同じなら」と思っている人が実に多いのも現実です。
この制度があるおかげで日本企業は成長出来ないと言われています。
GAFAに代表されるアメリカ企業は終身雇用ではありません。完全に実力主義の世界と言われています。
確かに実力主義では、能力のない人は淘汰されてしまいます。
終身雇用の下では実力が無いからと淘汰されることはあまり起きません。
それと引き換えに賃金も制限されてしまっているのです。
その終身雇用が終焉を迎えていると言われている事はどれだけ大変な事か前回より伝わりましたでしょうか?
自分自身をパラダイムシフトしていく事も検討してみてはいかがでしょうか?