副業シリーズ5 ~金持ちのカラクリ~

ご存じのように日本は資本主義国家です。

日本は資本主義国家で良かったと感じる事はあるかと思いますが、資本主義って何ですか?と聞かれて即答できる人は少ないかもしれません。

簡単に資本主義を説明するのであれば、「資本(お金)を持っている人が、持っていない人の労働力を買っている」という事です。

そして労働者はその労働力以上の価値を生み出し、資本を持っている人に対して利益を生まなければならないのです。

それを言い換えると、「お金でお金を生んでいる」という事になります。



逆に言えば、多くの人にとって自分の生み出す価値以下の報酬しか貰えないという事になります。

月30万円を給料として貰っている人は、それ以上の価値を生まなければなりません。

その代わり、過去のブログで紹介したように、終身雇用というものに守られて生活する事が出来るのです。



ほとんどの人は自己の労働力を商品として、資本を持っている人に売っています。

もちろん、自分の価値を高めれば対価として給料も上がっていきます。

しかし、日本は累進課税制度を採用しているので、たくさん稼げば稼ぐほど税金も高くなります。



つまり、「労働者」でいる間、資本主義という制度においては、その枠の中にとどまる事しかできないのです。



それに気付いた人たちは既に行動を起こし、自分の「資本」を増やしています。

また、資本家はその資本を銀行に預けたままにはしていません。

様々な資産運用を行ってその資産を増やしているのです。



日本経済における「空白の30年」の話をしました。

過去30年間で日本の賃金が107%しか増えていないという事実です。

では、国内における「富裕層」と呼ばれる人達はどうなのかご存じでしょうか?



2005年の富裕層は約80万世帯でした。

それが2019年には120万世帯を超えています。

これが何を表しているのでしょうか?

日本国内での格差が広がっている事を意味しています。



過去30年で平均所得が107%なのに対し、富裕層は約14年で約1.5倍に増えているのです。

副業を始めるにも、多少の投資は必要になります。

知識も得なければなりませんし、その為にはお金も必要になってきます。

いきなりお金が必要と言われても困る人の為に、前回のブログで無料で稼げる方法を紹介しました。



しかし、それだけで終わって欲しくはないのです。

無料で稼いだ分を自分に投資して欲しいです。

投資の神様と言われるウォーレンバフェットは「最大の投資は自分に投資する事だ」と言っています。

自分に投資した以上の利益を得られるように、自分の中で資本主義を回すのです。

あなたは残りの人生、何に投資しますか?