ウォルトディズニーの言葉
「ディズニーランドは永遠に完成しない」
この言葉はよく知られていますが、今回ご紹介したい言葉はこれではありません。
「新しい事を一度やると決めたら、とことん信じ込む。うまくやる能力があると信じ込むのだ。」です。
この言葉を聞くと、今まで出来ていなかったのは信じ込むことが出来なかったからなのだと思う人がほとんどだと思います。
しかし、一歩踏み込んで考えてみると、過去にうまくいかなかった時は決まって「無理だ」「出来るはずがない」とどこかで思っていた事に気付きました。
そうなのです。物事は思い通りに進んでいたのです。
「無理だ」と思うから、それが現実になっただけなのです。
「引き寄せの法則」と言う言葉をご存じでしょうか。
言葉のルーツはキリスト教の考えにもあるのですが、簡単に言ってしまえばポジティブに考えていればいい結果が出て、ネガティブに考えていれば悪い結果が出るというものです。
当たり前と言えば当たり前のことですが、この当たり前が出来ていない人がほとんどなのです。
これは全ての事に繋がると思います。
オリンピックで金メダルをとった選手が「無理かもしれない」と本気で思って競技に臨んでいたら、恐らく金メダルは他の選手に行っていたでしょう。
かと言って、いつも「私は出来る」と思える人間もそうはいないと思います。基本的に人間は弱い生き物です。
ネガティブな感情を持つなと言われても、どうしてもネガティブになる時はあります。
「無理かもしれない」と思うなと言っても無理だと思います。
しかし、それ以上に「私は出来る!」というポジティブな感情を持てばいいのです。
だからこそウォルトは「信じ込むのだ」と言う言葉を遺したのではないかと思います。
言い換えてしまえば自己暗示に似たものではないかと思います。
ディズニーランドも順風満帆に成長出来た訳ではありません。
我々の想像の何倍もの努力に支えられてきたのです。
ウォルトがネガティブな感情しか持たなかったらディズニーランドは存在していなかったと思います。
彼もネガティブになる事はたくさんあったと思いますが、それ以上にポジティブに考える思考が勝ったからこそ、今のディズニーランドが存在しているのだと思います。
出来るか出来ないかはあなたの心次第なのです。