何かにつまずいた時は

本日も松下幸之助の名言をご紹介します。

「何かに行き詰った時はまず、自分のものの見方を変える事である。人は無意識の中にも一つの見方に固執して、他の見方のあることを忘れがちである。」

仕事でもプライベートでも何かにつまずくことはあります。

そんな時あなたはどうしますか?

人間は無意識に支配されています。日常の行動も無意識に支配されている事が多いのです。

なんとなくテレビをつける。動画サイトを見る。ネットニュースを見る。思い返すと、「そうしよう」と思ってしていることは意外と少ないのです。

気付いたらやっていることの方が圧倒的に多いのです。

ですので、何かにつまずいた時も「無意識」に自分の価値観だけで物事を判断してしまいます。

しかし、それを無意識だとは意識出来ないので、中々困難から抜け出せない事が多いのです。

別な角度から物事を考えるのは大事だと言われていますが、本当にそれが出来る人は少ないように思います。

自分と反対意見を持つ人を否定するのではなく、自分と違う意見を持っている人(自分の意識の外側にいる人)の意見を取り入れると、今まで気付かなかったことに気付けるはずです。

自分の意見が間違いないと信じる事も大事ですが、人間は不完全な生き物です。

今までと違う価値観を理解しなければ、自分自身の視野が広がる事はありません。

自分と違う意見を持っている人が何故そう思っているのか。それを考える事であなたは確実に成長出来るはずです。

これは「意識」しなければ自然に身につくものではありません。

日常のちょっとしたことでも、他の価値観に気付けるようにしていきましょう。

きっとあなた自身の成長につながります。